第1回 株式会社水章工業CUP 大会レポート

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2026年10月10日(土)、イオンモール札幌平岡 特設会場にて、「第1回 株式会社水章工業CUP ~めざせ!はじめての表彰台~」を開催しました。

当日は朝から晴天。
気温は22度ほどでしたが、風がほとんどなく、強い陽射しが照りつける暑い一日となりました。

今回の大会は、2026年のハッピーカップでまだ優勝・準優勝・3位を経験していない選手たち、そして初めて大会へ参加する子どもたちに大きく光を当てた大会です。
速い選手だけが主役ではありません。これまで何度も挑戦してきたけれど、あと少し表彰台に届かなかった子。レースに興味はあったけれど、まだ大会に出たことがなかった子。

そんな子どもたちに、「自分もできるかもしれない」「もう一度挑戦してみたい」そう思える場所をつくることが、この大会の大きな目的でした。

今回、特に印象的だったのが、初参加の子どもたちの多さです。100名弱のエントリーのうち、35名が初めてのスタートラインに立ちました。
もちろん、初めての大会は思い通りにいかないこともたくさんあります。

一度レースを走ってみたものの、その緊張や疲れから気持ちが折れてしまう子。
スタートラインに立った瞬間に泣いてしまい、なかなかスタートできない子。
大勢の人やいつもと違う会場の雰囲気に戸惑ってしまう子。

どれも、初参加だからこそ見られる“あるある”の光景です。
でも、それでいいのです。
初めての大会で大切なのは、最初から上手に走ることでも、勝つことでもありません。

会場まで来たこと。ヘルメットをかぶったこと。スタートラインまで進んだこと。そして、一度でも自分の力で走ってみたこと。
その一つひとつが、子どもたちにとって大きな経験になります。

スタートできずに立ち止まる。途中で気持ちが切れてしまう。

それでも、家族が近くで声をかけると、もう一度ランバイクにまたがろうとする。
そんな姿が会場のあちこちで見られました。
今回は走れなかったとしても、次に会場へ来たときには少し違うかもしれません。

前回泣いていた子が、次は自分からスタートする。
前回途中で止まった子が、次は最後までゴールする。

そうした小さな変化を家族みんなで見守れることが、このスポーツの大切な魅力です。

4歳以上になると、レースの空気は一気に変わります。
スタートダッシュ。第1コーナーまでの位置取り。コーナリング。直線での加速。

そしてゴール直前まで続く駆け引き。子どもたちは、それぞれ自分の得意なところで勝負します。

今回参加したのは、これまで2026年のハッピーカップでA決勝3位以内に入っていない選手たち。
つまり多くの選手にとって、

「今度こそ」という気持ちを持って挑む大会でもありました。

これまで上位選手を追いかけてきた経験。
あと一歩届かなかった悔しさ。
練習してきた時間。

そのすべてをぶつける、新しいチャンスです。
普段とは違う顔ぶれで争われるレースだからこそ、誰が前へ出るのか最後まで分からない。
それが、この大会ならではの面白さでもありました。

今回の大会タイトルは、「めざせ!はじめての表彰台」です。
しかし、私たちが大切にしたいのは、表彰台に立った瞬間だけではありません。
その場所へたどり着くまでに、何度も大会へ参加したこと。

負けても、またスタートラインに戻ってきたこと。
悔しくてもランバイクを続けたこと。
そうした積み重ねがあって、初めて届く表彰台には大きな意味があります。

また今回、惜しくも表彰台に届かなかった選手にとっても、挑戦が終わったわけではありません。
今回の経験を持って、また次のスタートラインへ。
ランバイクは、その繰り返しの中で子どもたちが少しずつ成長していくスポーツです。

今回の株式会社水章工業CUPでは、いつものレースとは少し違う、特別感のある立派なトロフィーを用意しました。各カテゴリーの入賞8位までトロフィーを贈呈しました。

今回の大会は、株式会社水章工業様の冠協賛により実現しました。

株式会社水章工業様からは、子どもたちの挑戦を応援したいという想いのもと、表彰台未経験の子どもたちだけでなく、初めてランバイク大会へ参加する子どもたちにも、新しい一歩を踏み出す機会をつくっていただきました。

今回、35名もの初参加者が集まったことは、この大会が新しい子どもたちの入口として大きな役割を果たしたことの一つの表れです。
大会へ参加するきっかけがなければ、その子の挑戦は始まりません。

そして、一度参加した経験が、「また走りたい」「次は最後まで走りたい」「今度は勝ちたい」という次の気持ちにつながります。
子どもたちの最初の一歩を応援していただきました株式会社水章工業様に、心より御礼申し上げます。