2025年6月15日 / 最終更新日 : 2025年6月19日 happy@cup 大会風景 第26回ハッピーカップ in 苫小牧 開催レポート 未来へつながる一日、熱気が舞う! 2025年6月8日(日)、苫小牧市にあるnepiaアイスアリーナにて、「第26回ハッピーカップ」が開催されました。今回は、地域を挙げて未来を描く複合イベント「Future Peace Street(フューチャーピースストリート)」のコンテンツとして仲間入りさせていただきました!いつもとは一味違う空気感の中で、子どもたちの挑戦と笑顔があふれる一日となりました。 前日の雨模様が嘘のように、当日は初夏の日差しがまぶしい快晴。清々しい風が抜ける会場には、朝から多くの来場者が詰めかけ、アリーナの外はすでに賑やかなムードに包まれていました。 施設前にはキッチンカー10台が軒を連ね、地元の味やスイーツを楽しむ親子連れの姿があちこちに。レース観戦の合間にお腹も心も満たせるFuture Peace Streetでした。 ちいさな勇者たちの第一歩 ― はじめてクラスまずコースに立ったのは、2歳の“はじめてクラス”。不安げな表情の子や、おそるおそるペダルを踏み出す姿に、観客席からは温かな笑顔と声援が広がります。まだ自転車の感覚をつかめていない様子ながらも、一歩ずつ進む姿はそれだけで拍手もの。そのよちよちとした走りが、むしろかわいらしさ満点です。 次に登場した3歳はじめてクラスでは、ややスピード感も見られるものの、緊張と戸惑いが混ざった複雑な表情が印象的。スタート地点で急に不安になって泣き出したり、走るのをためらう子もちらほら。そんな“幼さ”もまた、この時期ならではの微笑ましいドラマです。 そして、6年生まで参加できるマスタークラスでは、個性と経験がぶつかり合うハイレベルなバトルが展開され、カーブでは攻めるようなライン取りで差をつけようとする走りが続出。激しいコーナリング中にバランスを崩し転倒してしまう選手も、すぐに立ち上がって再び前を向く姿は、観る人の胸を熱くさせました。 スピードと感情が交錯する4歳クラス ―「はじめての“勝ちたい”が動き出す」4歳クラスになると、ライダーたちの走りに一段と“意志”が現れ始めます。2~3歳の「走れるかな?」という不安気な表情とは異なり、スタート前にはじっと前を見据える真剣なまなざし。すでに何度か大会を経験している子も多く、「勝ちたい」「負けたくない」そんな感情が芽生え始める年頃です。スタートの合図とともに一斉に飛び出すライダーたち。その小さな体からは想像もできないような加速で、コーナーも果敢に攻めにかかる姿はまさに“挑戦者”そのもの。 自信と戦略が加わる5歳クラス ―「レースの醍醐味」がここにある5歳クラスでは、走りに格段の安定感とスピードが加わります。スタートラインに立つ選手たちの顔には、“慣れ”による落ち着きと、“勝負”への覚悟がにじみ出ており、観ている側も自然と背筋が伸びてしまうような、そんな雰囲気すら漂います。この年代になると、単なる勢いだけでは勝てないことを知り始める時期でもあり、ライン取りや加減速のタイミングなど、「レースを読む力」も感じられる展開が増えてきます。まさに、技術と精神力のぶつかり合い。なかには転倒してしまう選手もいましたが、それでも涙をこらえ、悔しさを胸にゴールを目指す姿には観る人の心を揺さぶる力がありました。 上位クラスが魅せた“真剣勝負”大会終盤に行われた6歳・7歳・8歳クラスのレースでは、まさに目が離せない展開が次々と。接触ギリギリの距離を保ちつつ、抜きつ抜かれつの白熱した勝負が繰り広げられ、観客席からは自然と応援の声があがります。 転んでもすぐに立ち上がり、悔しさを押し殺して前へ進む姿には、多くの来場者が感動した様子。スピード、集中力、そして諦めない気持ち――すべてが詰まったレースでした。 今回のハッピーカップは、「走ること」そのものが生む感情やドラマが、苫小牧の地に鮮やかに刻まれた一日となりました。Future Peace Streetの名の通り、子どもたちの未来に光を届けるレースイベントとして、多くの笑顔と拍手に包まれて閉幕しました。 そして最後に、私たちハッピーカップがこの素晴らしいイベント「Future Peace Street」に参加させていただけたことに、心より感謝申し上げます。地域の皆さまと共に未来を描くこの機会に加わることができ、かけがえのない経験となりました。関係者の皆さま、そして応援してくださったすべての方に、改めてお礼申し上げます。 次回の開催もどうぞお楽しみに! 第26回 リザルト(成績) 第26回大会 協賛企業一覧 ※順不同 当日は場内アナウンスにより各ご協賛企業さまのご紹介を行いました。 FacebookXBlueskyCopy